任意売却とは

任意売却とは、住宅ローン等の支払いが難しくなった時に債務者（所有者）と債権者の間に仲介業者が入り、不動産を競売にかけず、所有者・債権者・買主全ての納得のいく価格で売却を成立させる事です。

事情があり住宅ローンや借入金の返済が困難になった場合、銀行等の金融機関は抵当権に従い、所有者の不動産を競売にかけ、その売却価格を返済にあてます。
しかし競売で落札されると、任意売却の場合より20～30％安くなってしまいます。仲介業者が間に入る任意売却だと、自分の意志で競売よりも有利な条件で売却が進められます。

任意売却のメリット・デメリット

○ メリット

市場相場に近い価格で売却できます。競売落札の場合2～4割安くなる事もあります。
競売よりも短期間での売却が可能で、債権者への債務返済が多く可能になります。
一般市場で販売するので近隣の人に諸事情を知られる心配がありません。
購入者と退去時期について相談する事が出来ます。
仲介手数料や司法書士報酬など、係る経費は売却価格から出しますので手出し不要です。
売却後の残債返済方法について、債権者との柔軟な交渉が期待できます。

× デメリット

債権者の同意が得られなければ、売却はできません。
住宅ローンを3ヵ月以上滞納した場合、信用情報機関に登録される可能性もあります。
どこに任意売却を依頼すれば良いか分かりにくい。
競売と比べると手間がかかります。

住宅ローン返済でお悩みの方

住宅ローンを滞納している。
管理費や修繕積立金を滞納している。
固定資産税などの税金を滞納している。
住宅ローン支払いが継続できそうにない。
支払いの督促状や催告書が届いた。
住宅ローンの一括返済を求められている。
担保不動産競売決定通知が来た。

任意売却は債務問題を解決する有効な手段です。

任意売却の流れ

不動産の売却相談・お問い合わせ

まずはお客様の現状をお伺いし、任意売却に同意の場合、価格査定のご依頼を頂きます。
秘密厳守、ご近所さんに知られることもありませんのでご安心ください。

一番大事なことは、
“お客様の協力”です。

TEL：092-725-7570
FAX：092-751-8789

メールでのお問い合わせフォーム

価格及び物件調査を行います。

近隣相場や、今までの実績・過去データを元にし、お客様の不動産価値を最大限に考慮した価格で査定を行います。
又、物件を官公庁及び法令、謄本等で調査致します。
※留意点、差押等債権者の同意が必要

売出し価格の確認

弊社で作成した価格査定書を基に、金融機関に売出し価格の同意をもらいます。

専任媒介の締結

専任媒介契約を頂き、売出しを開始します。

不動産の売買の成立

早期売却実現の為、お客様の不動産の売却に向け、迅速・丁寧に売却活動に取り組みます。

売却の為の費用の算出

売買が成立した場合、売買金額の中から、仲介手数料や司法書士への報酬・滞納金等を経費として控除してもらえますので、お客様の金銭的負担は殆どありません。（金融機関等により異なる場合があります）
また、引越費用についても金融機関と交渉致します。

売却所有権移転と同時に、競売の差押えの取り下げ

差押えが入っている場合は、金融機関等の債権者様に競売の差押えを取り下げて頂きます。